~今回ようこそ実力至上主義の教室へ~に登場する須藤健についてどんな人物でクラスで問題を起こして来たのか、また堀北との関係性について紹介していきます。
以下ネタバレを含む内容もありますので注意!
舞台は進学・就職率100%を誇る名門校/東京都高度育成高等学校。
しかし一部成績優秀者のみが高待遇を受けられる完全実力至上主義の高校だったのです。
進路が約束されるのは卒業時に最も成績の良かっ
た1クラスのみで、成績を残せない最底辺の生徒はすぐに退学処分にさせられてしまいます。
1位のクラスになるため日常生活での振る舞いや生活態度以外に生徒たちは学校から出されるルールに基づいた特別試験をクラス対抗で争っていきます。
この時に獲得したポイント数によってクラスの順位が変わっていきます。
そのためこの学園では学力や身体能力だけではなくコミュニケーション能力、交渉力などの様々な能力が求められるのです。
そんな学園で繰り広げられる頭脳戦や学生らしい一面が見られるとても見応えのある作品になっています。
須藤健のプロフィール
名前 | 須藤健(すどう けん) |
誕生日 | 10月5日(天秤座) |
身長 | 183cm |
所属 | 1年Dクラス→2年Dクラス |
須藤健 OAA
学力 | E+(20) |
身体能力 | A+(96) |
機転思考力 | D+(40) |
社会貢献性 | E+(19) |
総合 | C(47) |
CV:竹内栄治
高度育成高等学校の1年Dクラスに配属された男子生徒。
素行の悪い男子で遅刻や授業中の居眠り等当たり前。
おまけに怒りの沸点が低く注意されるとすぐにし激昂して暴力を振るおうとするDクラスにふさわしい落ちこぼれ
授業なんて碌に受けないために成績も非常に悪く、入学試験のテストでは歴代ワーストをたたき出した。
ただし運動能力は突出しており、学年全体でもトップクラス。1年生ながらバスケ部のレギュラー入りも可能と言わほど運動能力は高く評価されている。
Dクラスの同級生である山内と池と3人でいることが多く、クラスの一部では3バカと呼ばれている。
3バカと言われてはいるが3バカの中ではかなりマシな部類であり、勉強こそできないが運動能力の高さから体育祭などの体を動かす試験では大きくクラスに貢献したりと3バカの中で1番まともだったりする。
試験を通して自身の短気なところなどを見つめ直したり、
学力に至っても自分からクラスリーダー堀北に勉強を教えてもらったりとダメな自分を受け入れて成長しようとする意志が感じられる。
ちなみに1番のクズは山内でありこいつはクラスに迷惑しかかけていない。
しかもこいつの厄介なのは自分がクラスに迷惑をかけたと思ってないということ。
自身の軽率な行動が後々にクラスを追い詰めていったりと無能が行動するとろくな目に会わないということを教えてくれるお手本ともいえる人物。
詳しくはこちらに↓。
秘めている力はすごいもののその力を過信したり、
暴力と言った誤った方向に使うため著しく評価は下がってしまっている。
運動能力はすごいけど学力、そして問題行動の多さからクラスでいらない人間TOP3に入っていた。
ちなみにTOP1,2は3バカの山内と池
須藤健の問題行動
クラスポイント0事件
入学初日から遅刻欠席の常習犯、授業中も平気で寝ていたりと素行の悪さが目立っていた。
全クラス一律に1000クラスポイントが配られていたのだが問題行動の多さからクラスポイントが減点されていきたった1か月でクラスポイントが0以下になった。
ちなみにクラスポイントが0以下になったのは歴代でも初めて。
この問題に関しては須藤だけが悪いとは言い切れないがそれでも須藤の素行の悪さからも何割かは減点されているので須藤が原因と言っても間違いではない。
最初の中間試験で赤点
学力最下位の人間がテストんなんてできるわけもなく赤点で退学が決定する。
学力の低さなどから赤点組として堀北が開催した勉強会に参加しますが、お互いに性格が合わずバラバラになってしまいます。
最終的には櫛田が仲介に入り再度勉強会に参加し勉強を頑張りますが、
テスト前日に寝落ちするという失敗をしてしまい赤点をとってしまいます。
しかし綾小路が茶柱から赤点回避のために1点を10万ポイントで買うことでギリギリ退学を免れる。
校内暴行事件
普段からの悪い態度が龍園に目をつけられてしまい他クラス生徒と暴力事件に発展。
綾小路と堀北は佐倉、一之瀬の助力を得てなんとか事件は解決するのですが危うく龍園の罠にDクラス全員が巻き込まれCクラスに敗北するという未来もあったため戦犯であることには変わりはない。
事件解決に至ったのが堀北であると綾小路が話したことで堀北への感謝と好感を持つようになります。
プール盗撮事件
夏休みに入り、3バカ(池、山内、須藤)と外村が女子更衣室を盗撮しようと計画を企てます。
しかし須藤は堀北のことを皆に見られたくないという思いから初めは躊躇いますが、
思春期の男の子なため誘惑に負けて参加してしまいます。
こいつは何にも反省していない
体育祭でも
高い身体能力を持つ須藤はDクラスのリーダーを指名されます。
初めて誰かに頼られる嬉しさに躍起になりますが、
身体能力が低く須藤についてこられないクラスメイトに対して暴言を言ってしまうなど人としての未熟さが目立っていました。
自分にできない勉強では堀北に噛みつき、運動でできない人間は見下す。1番関わりたくない人間に成り下がっていました。
また龍園の罠に嵌められ思い通りに行かなかったりとストレスが溜まり、
須藤を宥めようとした平田を殴ってしまい体育祭には参加しないと自暴自棄に。
そんな須藤を「あなたは私と似ている」と堀北の説得によりクラスメイトと和解し皆と協力して競技に挑みます。
問題行動しか起こしておらず、
クラスにとってのガンになりかけていました。
実際にクラス1人を退学させる試験でも須藤が候補に挙がるほど、
クラス全員から嫌われていました。
そして自分が好意を抱いていた堀北から問題行動の多さから須藤がクラスにいらない人材の候補として挙がっていたことにショックを受けます。
自分の好きな人からいらない判定を受けたことで今まで自分のしでかしてきたことを反省。
まずは堀北に認めてもらうために自身に足りない学力をなんとかしようと堀北に勉強を教えてもらうように頼み込みます。
堀北の指導を通していく内に目に見える形で徐々に成績を伸ばしていき、
2年生の5月頃では学年でも中位ぐらいにまで引き上げ、11月にはクラスで38人中11位という順位にまで上がっている。
おそらくこの時点でOAAはE+(20)→C~C⁺くらいにはなっている。
問題行動に関しても今まで自分の犯してきたミスの反省から感情的になり突っ走ることが無くなってきており、
多少煽られても自制が聞くようになっていたりと1年で1番成長した人物は須藤と言われても誰もが納得してしまうほど1年と2年とではまるで別人になっている。
当初はクラスのお荷物でしかなかった須藤だが最近では文武両道になっており、クラスの中心人物としてのポジションを確立している。
少なくともクラス重要人物TOP5には入っている
図らずとも堀北の「不良品はほんの少し手を加えるだけで良品に変わる可能性を秘めている」という言葉を実際に体現している。
クラスの重要ポジションに返り咲く
堀北の指導やこれまでの自身の言動がクラス全体に度々迷惑をかけてきたことは自覚するようになったらしく、
徐々に理性的になり現在ではDクラスの中でも比較的冷静な部類にまで落ち着いている。
いままでは感情的になりクラスに多大な迷惑をかけてきた須藤だけど、
2年生現在の実力で言えば少なくともBクラスの生徒と何ら遜色なく、Aクラスに所属していてもおかしくないほどまでに欠点が克服されている。
3年生になる頃には相当なバケモンになっている可能性があり、こんな感じになっていそう。
学力 | B⁺ |
身体能力 | A+ |
機転思考力 | C⁺ |
社会貢献性 | C |
総合 | B |
学園1の不良品と言われ続けてきた須藤だけど、
1年で不良品から良品に昇華できたことが奇跡でしかない。
おそらく高度育成校のプログラムの中にできない人間をできる人間にするというものも含まれていると思うけれどその過程で何人の生徒が退学になっていったか分からない。
須藤はかなり崖っぷちにいながらその細い糸を見事登り切ったまさに主人公と言っても過言じゃない。
綾小路はDクラスを離れるみたいな暗雲が立ち込めていますがその際に須藤と綾小路が戦ってほしいですね。
まだ綾小路は運動能力を隠しているので作中TOPの運動能力を持つ須藤と戦って綾小路が勝って、
さらに須藤の成長の過程になったりと妄想がはかどりますね。