皆さんお疲れ様です。やかんです。
今回は夜勤中の精神的癒しにもなっている作品「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」のキャラ紹介です。
今回は「ノエル・ベルトレ」です。
そもそもノエル・ベルトレって誰?
アニメではまだ出てこないキャラなのでアニメから入った人からすると「誰?」となると思います。
乙女ゲー「アルトリーベ ~聖女物語~」の2作目の主人公がノエル。
1作目はオリヴィアが主人公だったのだが「あざとくて嫌い」、「頭がお花畑」等々プレイヤーからの圧倒的不評だった為、主人公を交代。
新しい舞台+新主人公でゲームが開発されていくことになる。
その時に誕生したのが「ノエル」。
1作目のオリヴィアの失敗から引っ込み思案な性格ではなく、
現代っ子を意識したギャル+サバサバ系で活発なイメージで作られたのがノエルになります。
スレンダーで手足が長くモデル並の体型の持ち主。(リオン曰く「Cカップくらいある」)
女性プレイヤーから理想な自分を投影できるように意識して作られた可能性がある。
ただ、挿絵を見て分かる通りこれでCは無理がある。
普通にFカップとかGカップとかそんなレベル。
これでCカップなら世の大半の女がAかBにしかなんぞ・・・
ゲームではよくあるゲーム世界ではこれがCカップなんだということなんでしょう。
「これでCなら私は一体どうなるんだろう・・・」と思う女性プレイヤーがいてもおかしくない。
WEB版と書籍版では容姿や登場の仕方が微妙に違う
ノエルが登場する物語はWEB版と書籍版では結構違っていたりする。
書籍版のノエルはサイドテールで描かれているが、
WEB版ではツインテールで描かれている等WEB版と書籍版とで若干容姿に違いがある。
容姿だけではなく、
登場の仕方もWEB版と書籍版でかなり違っていたりする。
WEB版のノエル
WEB版のノエルの登場の仕方はかなり悲惨な状態からスタートします。
転生者の妹レリア(マリエのような存在)が物語がしっかり進むように恋人を用意するけど、
その恋人は一歩間違えればヤンデレ化して主人公を部屋に閉じ込める危ない奴で下手をすると監禁バッドエンド直行という危険なキャラ
そんなヤバいキャラを押し付けた理由は物語でそのキャラと結ばれるのがゲームの正規ルートだったから。
いわゆるトゥルーエンドというやつ。
結ばれればトゥルーエンド。世界は安泰という安直な考えで動いたはいいけど
うまいこと二人の仲を取りまとめようと動くけど失敗→ヤンデレ化。
ノエルを物のように扱い。
暴力をして優しい言葉を掛けるというDV男へと昇華していくことになる。
リオン達がノエルを助け出した時すでに末期で
「戻らないと。エリクが怒る。エリク、寂しがり屋だから側にいないと……私がいないとエリクが……」と精神がすでに崩壊しかけていた状態だった。
転生前にDVが原因で亡くなったマリエが機転を利かせたことで何とかBADENDを回避。
DV経験者マリエによるアドバイスもありつつその後リオンが介護をしていき無事状態が回復していくというのがノエルとの出会い。
その際に優しく介護してくれたリオンに恋心を抱くようになります。
登場した時はまともに会話もできずそれどころか声も発せられないくらいに精神が崩壊しかけていて、
活発で元気という設定があるはずなのに自身のキャラが崩壊するほど衰弱しきるというあまりにヤバすぎる登場のされ方だったために書籍版ではこのシーンは丸ごと改変されることになりました。
書籍版のノエル
WEB版があまりにも悲惨すぎるということで話が変更。
リオンが留学生として編入してくるからその世話係として抜擢されたのがノエルというのが書籍版での出会い方となっている。
なのでまだDVを受ける前の元気な姿で登場する。
WEB版では甲斐甲斐しく自分を介護してくれたリオンに恋心を抱くようになるのだが、
書籍版では交流していく内に彼に惹かれていくというかなり王道な展開へと変わっている。
WEB版と書籍版では大きく物語の進み方、結末が大きく変わっているので読者をかなり驚かせた作品になっている。
WEB版では登場しなかった新キャラが登場したり、リオンの行動する理由も変わっていたり、WEB版では転生者だった奴が書籍版では転生者ではなくなってたりと物語が大幅に改善されている。
ノエルの過去と物語の背景
本来ノエルは一人っ子として生まれるはずがレリアという存在しないはずの妹が生まれてしまったことですべての運命がねじ曲がってしまった。生まれながらにしての被害者。
それがノエルです。
片方は物語の主人公、
もう片方は転生者。
本来ならば存在しない「双子の妹レリア」の影響で、
一作目主人公。オリヴィアとは比較にならないほどに本来あるべき運命や人間関係が変貌し、複雑化してしまっている。
さらに拍車をかけるように本来、関わることがまずないモブキャラのリオンと出会ったことでさらに混沌と化していく。
ゲーム通りなら味方になる筈の攻略対象達はほぼ全員が敵側に回ってしまいには殺し合いにまで発展したり、
本来は敵対するはずのラスボスと共闘したりとすべてが訳の分からないことになってしまう。
物語の裏設定
当時、レスピナス家の令嬢だったノエルの母は共和国の「聖樹」に対して疑念を抱いていた。
国が「聖樹」管理している様に見えて、
実は貴族も巫女も聖樹に管理されているという考えから聖樹のことを嫌っていた。
そんな時、学園で後の夫となる平民の男性と出会ったことで物語が進んでいく。
夫は「聖樹の加護がなくても人は生きていける」という考えから、聖樹に支配されるのではなく支配する事を計画。
ノエルの母も聖樹に対して疑念を抱いていたことから意気投合。
お互いに共感した2人は恋に落ちる。
その際に母親の方に婚約者がいたが一方的に婚約を破棄。平民男性と結婚。
そして生まれたのがノエルとレリアの二人。
二人の子供に恵まれるも聖樹を支配しようとした経緯から母は巫女の資格を失い、
それ以降、父は守護者以外でも聖樹を利用できる方法を模索して研究をするようになる。
その研究の産物として「付けた相手を支配する首輪」という人を支配する道具の開発という禁忌を犯すようになり、
危機感を覚えた七大貴族と聖樹を敵に回してしまい、娘達を残してレスピナス家諸共2人は謀殺された。
ノエルの両親はクーデターを起こそうとして、
それを周りの貴族から未然に防がれたというのが裏設定にある。
そんな裏設定があったことを知らず、レリアはずっと「母親に振られた腹いせに振った男に両親が殺された」と思い込んでいて実際にゲームでもこのことは語られていなかったらしくショックを受ける。
レリアには巫女の適性があり、
ノエルには巫女の適性があるということで「両親は巫女の適性を持つ姉ノエルを一番可愛がっていた」と思い込んでいたが実際はノエルは虐待されていた。
両親はレリアにも巫女の適性はあったが、ただ、子供らしい性格のノエルよりも(前世の記憶を持つが故に)優秀な人間として振る舞うことができたレリアを溺愛していた。
二人は、自分達の真の意志(聖樹の支配)を彼女に継がせる事に決め、周囲には「レリアに適性は無い」と偽りの発表。
辛い立場でしか無い巫女の役をノエルに押し付けた挙句に「姉としてレリアを守れ」と冷たい態度を取っていた。
冷たく当たられるもそれでも親の愛情を欲していたノエルはそれを承諾。
おそらく、本来のゲーム展開であれば両親はノエルに(一応は)愛情を持って接していたと思われるが、
レリアというイレギュラーの影響で彼女を見限るなど冷たいクズ親となってしまったと考えられる。
能力の有無でしか子供を見ない両親からは愛されず、
実家は滅ぼされるという過酷な幼少期を過ごしたのにも関わらず本人はその事を感じさせない明るくさばさばした性格に育ったとてもやさしい子。
自分が辛い経験をしてきたからこそ、
人の痛みを誰よりも理解できる優しい子に成長した。
web版では、3人目の嫁になったもののアンジェ、リビア、マリエ、5馬鹿といったメンバーより出番が少なく、役割もリビアやアンジェ達と被っており、どうもヒロインとしては影が薄かったが、書籍版で出番が多めとなり、ようやく本当の意味でヒロインの一人となった。
ノエルの人間関係
紆余曲折を経てリオンの三人目の嫁となるがリビアとアンジェからは最初快く思っていなかった。
自分たちの知らないところでリオンと仲良くしているノエルに対して、
リビアからはどろどろとした嫉妬心を
アンジェに関しては激しい怒りを買っていた。
実際にノエルもリオンに婚約者がいたことを知りショックを受け身を引こうとしていたが、ただリオンを好きになったもの同士通ずるものがあったのか、怒りや嫉妬心があるものの反対はせず。
むしろ「リオンを落とせるものなら落としてみろ」と挑発する。
リビアとアンジェが二人して押しかけてようやく婚約。その後ものらりくらりと二人のお誘いを断り続けるリオンに苦労している。
だからこそそんなにリオンを愛しているなら自分一人で攻略してみろと正妻からの余裕からかノエルを挑発。
実際にノエルも「婚約者が夫を浮気させるのはどうなの?」と思うところがあったが、
そこまで言うのであればやってやると勝気な性格からリオンを取りに行くことを決意する。
一応形としてはリオンの3人目の嫁として迎え入れられるのだが、
アンジェやオリヴィアとはこの一見があるからか現在関係は微妙。
特にオリヴィアに関しては自分のいないところでリオンをイチャイチャしていたのが気に入らないのか、
たまにそのことを引き出してくるので若干苦手意識がある。
ただ、リオンの家族とは良好な関係が築けており、
リオンの母リュースには「こんな娘が欲しかった」と言われるほど気に入られていたり、
弟コリンに懐かれていたり、嫁ーズの中で1番うまくやれてたりする。
マリエとはDVを受けたもの同士ウマが合うのか良き友人となっている。
リオンの嫁になれたのは良いものの、リオンの関係者は一癖も二癖もある人物が多くツッコミに回ることが多くなっている。
リビアとアンジェの友人を超えた関係や「2人」でリオンのベットで誘いに行ったり、どこかズレている感覚には戸惑ったり、
リオンの兄ニックスの見合い騒動では、見合い相手であるドロテアの「夫とは縛り、縛られる関係でいたい」という理由で婚約の際に首輪をプレゼントしたりと度を越した性癖に唖然とし、
特に人間をペットにするという発言には震えが止まらなくなる程の衝撃を受けた様子を見せた。
その当たり前の反応は異様な環境に馴れてしまっていたオリヴィアを感動させた。
まとめ
誕生からして運命の歯車が狂ってしまい、
親の愛情も受けることなく育ってきたのにも関わらず、
グレルことなくまっすぐ育ってくれたノエルはこれからどんどん幸せになっていってほしいです。
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