【よう実】茶柱佐枝は冷徹?過去のトラウマやこれからの動きについて

今回はDクラスの担任をしている茶柱佐枝について、彼女がクラスに冷徹なのはなぜ?心境の変化や過去のトラウマについて解説していきます!

以下ネタバレを含む内容もありますので注意!

前置き

舞台は進学・就職率100%を誇る名門校/東京都高度育成高等学校。
しかし一部成績優秀者のみが高待遇を受けられる完全実力至上主義の高校だったのです。

進路が約束されるのは卒業時に最も成績の良かった1クラスのみで、成績を残せない最底辺の生徒はすぐに退学処分にさせられてしまいます。

1位のクラスになるため日常生活での振る舞いや生活態度以外に生徒たちは学校から出されるルールに基づいた特別試験をクラス対抗で争っていきます。

この時に獲得したポイント数によってクラスの順位が変わっていきます。
そのためこの学園では学力や身体能力だけではなくコミュニケーション能力、交渉力などの様々な能力が求められるのです。

そんな学園で繰り広げられる頭脳戦や学生らしい一面が見られるとても見応えのある作品になっています。

プロフィール

名前 茶柱佐枝(ちゃばしら さえ)
誕生日 5月20日(牡牛座)
身長
所属 1年Dクラス→2年Dクラス
3サイズ B86/W59/H84 Fカップ

CV:佐藤利奈

Dクラスの担任女性教師。担当教科は日本史。

自分のクラスの生徒に対し、非常に冷淡な態度を取る。彼女自身も高度育成高等学校の出身であり、
かつてはDクラスに所属していた。Bクラス担任の
星之宮やAクラス担任の真嶋とは、当時からの付き合い。

氷のように冷たくシニカルで毒舌家な女性教師。

彼女が受け持っているDクラスの生徒に対し、『クズ』『不良品』と呼ぶなど「ほんとにアンタ教師かよ」と思うような発言を何度もする。落ちこぼれDクラスの担任を受け持っているだけあって、茶柱もなかなかに個性の強い性格。

教育者として相応しくない言動と態度が目立つ。後述の通り、自らの目的の為なら恐喝を辞さないなど、教師としてだけでなく人間としても問題のある人物。

茶柱の過去

茶柱は高度育成高等学校の卒業生

茶柱は高度育成高等学校の卒業生であり。3年生の3月まではBクラスの生徒だった。

当時の茶柱たちの学年はA〜Dクラスの4クラスとも僅差で争っており、特別試験の結果一つでどのクラスでも逆転できるほどの緊張状態でした。そんな卒業を目前に、満場一致試験が行われたのです。最後の課題は綾小路たちが受けたのと全く同の「クラスメイトが1人退学になる代わりに、クラスポイント100を得る」という試験内容。Aクラスとのポイント差も僅かだったことで賛成か反対かで議論が長引いていました。

そしてクラスは賛成で満場一致する事に。

当時のBクラスのリーダーで、茶柱の恋人だった生徒が、堀北学と同じように他の人が犠牲になる事をよく思っていなかったため自ら退学になると立候補者として名乗りでます。

しかし、恋人を退学にさせたくない茶柱は最後まで反対に入れ続けた事で満場一致になる事はありませんでした。

そのため、時間切れで3年Bクラスは300クラスポイントを失い、接戦だったAクラスには負け一気にDクラスにまで落ちてしまいます。
卒業が1ヶ月と間近であったためBクラスはAクラスでの卒業は事実上、不可能になってしまったのです。

クラスメイトをなんとか説得しようにも、短い制限時間の中、卒業を目前に控えていて何よりあと僅差でAクラスに上がれる現状から自ら”退学します”という人は他にいなかったでしょう。

制限時間がもう少し長くあって、クラスメイトと話し合うことができたのであれば結末は変わったかもしれません、、、
茶柱の反対意見によってDクラスまで落ちしてまったのであればクラスメイトからはかなり非難轟々されたでしょうね。

恋人を守るために皆を裏切ったようなもんですから。
特別試験終了後は、彼との関係は自然消滅となり高校卒業後は一度も会っていないようです。

一つの試験で夢だったAクラスでの卒業・友人・恋人の全てを失った事で茶柱の中で満場一致試験はかなりのトラウマになってしまいました。

それは2年生編で、満場一致試験が行われた時に茶柱は戸惑いながらも教員という立場上、傍観することしか出来ず、試験途中にフラッシュバックで息切れを起こすなど心身共に異常が出てきたほど。

それにトラウマになるほどの出来事であれば、性格も冷淡とかわってしまったとしてもわからなくもないです。

Aクラスへの執着

しかし茶柱は教師になっても担当するDクラスをAクラスにすることに密かに情熱を抱いています。

あれだけ『クズ』『不良品』と辛辣な態度をとってきましたが、綾小路や高円寺、堀北などの逸材が入学してきたことで密かに抱いていたAクラスへの思いを熱く燃やしはじめます。

そしてAクラスに上がるために茶柱は綾小路に取引を持ちかけます。

綾小路との取引

先でもお話ししたように茶柱はDクラスをAクラスに上げるために綾小路に接触し取引を持ちかけます。

茶柱は坂柳理事長から綾小路の家庭環境を聞いていたため、それをネタに『父親が息子を退学にさせろ』と学校に接触してきたと嘘をつき、Aクラスを目指すのであればフォローするがそうでないならいつでもお前を退学にできると綾小路に取引を迫ります。

これはもはや取引ではなく脅しですよね。
茶柱先生となかなか強引な手を使ってきます。

それから綾小路は着々と試験や問題を解決していき、茶柱は綾小路の実力を確信します。その後も、脅しような取引を続け綾小路を利用していきます。

しかしそれも長くは続かず、綾小路の父親である篤臣が高度育成高等学校にきたことで今まで茶柱が嘘をついて脅していたことを知ります。

そして綾小路は教師が生徒を退学させることはできないことを知り、茶柱は綾小路を利用することができなくなります。

 

余談:2年生編でメイド服を着る

満場一致試験後からは協力的になり茶柱と綾小路との関係も変化していきます。
ここで驚きの2年生編で茶柱は文化祭でメイド服を着たのです!!

文化祭では綾小路から『メイド服になって協力して下さい』と提案されますが、茶柱は反対します。

そこで教員に協力を強制させる権利をプライベートポイントで購入した綾小路により、メイド喫茶のメイド店員として働かされるのです。

以前までの冷徹な茶柱からは考えられないほどの出来事ですね、、しかも反則的なほどにとっても可愛いんですよ。綾小路よくやってくれました。

まとめ

以上、今回は茶柱佐枝について解説していきました。

初めはDクラスの生徒たちを見下していましたが、生徒が一致団結して彼女が乗り越えられなかった試験を乗り越えた事で生徒だけでなく彼女自身も飛躍的に成長しましたね。

自分の夢だけでなく当時のクラスメイトの夢までも自分のせいで無くしてしまったことにずっと負い目を感じていたからこそ生徒たちに冷たかったのかもしれません。

一皮剥けた彼女がこれから生徒たちと協力してAクラスまでのしあがることができるの今後の活躍が気になります。