【よう実】櫛田桔梗の正体と実力 出るたびの評価を落とすヒロイン

櫛田桔梗のプロフィール

名前 櫛田桔梗(くしだ ききょう)
誕生日 1月23日(水瓶座)
身長 155cm
所属 1年Dクラス→2年Dクラス
3サイズ B82/W55/H83 Dカップ

櫛田桔梗 OAA 

学力 B(72)
身体能力 C+(60)
機転思考力 A-(82)
社会貢献性 A(88)
総合 B(74)

高度育成高等学校における1年Dクラスの生徒。

スタイルも良く、アイドル顔負けの美少女。
それでいて誰に対しても優しく接してくれる面倒見の良さを合わせ持つ完璧美少女。

陰キャにも優しく接してくれるため勘違いするものも多く、
入学当初から告白されることもしばしば。

普通は異性から持てたりすると、
同性から嫌われがちになるのだけれど櫛田の場合はそんなことにはならず同性から忌み嫌われることはなくむしろ慕われる関係を構築しているコミュ力お化け。

男女の両方から絶大な人気を誇る、Dクラスのアイドル的存在。

その人気はクラス内だけにとどまらず、
Dクラス内だけでなく他クラスや他学年の生徒たちとも広く交流を持っている数少ない人物。

基本、他クラスというのはAクラスを阻む敵のような感じなので、
仲良くなること自体がすごく難しい環境の中でも櫛田は学年でも随一と言えるレベルでその人間関係を広げていっている超有能少女。

誰に対しても気配りが出来る天使のような美少女で当然クラスでも一番人気。場の雰囲気を察する能力も高く、
彼女がいればどんなグループも笑顔で溢れる。と言わしめるほど。

何でそんな奴がDクラスに?

クラスからも慕われそれでいて成績も申し分ない。
OAAからも分かる通りあきらかにAクラスに匹敵する実力を持っていることは間違いない。

学力 B(72)
身体能力 C+(60)
機転思考力 A-(82)
社会貢献性 A(88)
総合 B(74)

現在判明している同学年のOAAランキングでは2位を記録しており総合得点だけ見ればあの坂柳や綾小路高円寺と言った面々よりも上。

実際に入学試験での結果からBクラス以上の配属が決められていた。

中学時代の評価◎。
人間関係◎。
友好関係◎。
面接試験の評価◎。

内申点、入学試験。
全て完璧にクリアして、Bクラス相当の実力。

この面接官の目は節穴か?

このスペックでBクラスは低すぎる。
絶対にAクラスに配属でしょ。

当然裏はあるよ。

誰にでも優しい美少女とは表の姿。

本性は人一倍承認欲求が強く、傲慢かつ利己的な性格で周囲の人間を見下している。
櫛田が誰にでも優しく接するのは常に「自分が1番でありたい」という我が強い女の子。

クラスメイトとも仲良くなったのも自分が1番でありたいという承認欲求を満たす他人のためを思ってのことではなくあくまで自分の為。

常に上のマウントを取りたくて仕方がなく、他人の秘密を握ることでマウントを取ろうとしてくる。
マウントを取ろうとするが
マウントを取られるのが大嫌いで、自分の秘密を知ってる人間が心底許せない極度の人間不信。

他人の秘密が大好物で、
自分が窮地に陥ったら周囲を巻き込んで自爆するという非常にタチが悪い一面を持っている。

幼少期から優秀だった櫛田は「1番でいたい」という自分の承認欲求に答えることができていたが、
時が経つにつれ自分よりも優秀な人間がどんどん出てきて「1番」になることが難しくなっていく。

実際に中学時代の堀北なんかは櫛田の上位互換的な存在で学力、身体能力では勝つことができないと断言している。
ただ、自分よりも優秀な人間がいると分かっていながらそれでも諦めきれない「1番」

そんな櫛田が目指したのが「人間関係での1番」

誰にでも優しく接することで誰からも慕われる存在。
他人から「櫛田桔梗が1番である」と思わせような人間になることを決意する。

ただそれは、
他人から好かれる存在を演じきらないといけないという自分の意とはそぐわない行動を何度もしないといけないということであり。

気持ち悪いオタクに優しく接したり、
うざい女とも仲良しを演じないといけないというやりたくないことをやらないといけないというストレスがマッハで溜まっていく所業。

普段から傲慢かつ利己的な性格で周囲の人間を見下す性格をしている櫛田からしたら地獄でしかない。
一之瀬のように普段からそれができる人間は良いのだが櫛田と一之瀬は性格も正反対。

櫛田の性にあっていないことをし続けないといけないことは櫛田自身にとっても苦痛であり、
他人に好かれるためとは言え、我慢の限界もある。

実際に他人に好かれるように自分を偽って生活をしていたが、嫌な相手にも好かれないといけない。
常に相手の求める「櫛田桔梗」を演じ続けなければいけなくプライベートでも人間関係構築にをしていたため、プライベートもあってないようなもの。

気の休めるところがどこにもないストレスから拒食症になる。

中学時代に学級崩壊の主犯として扱われる

そして面接官でのコメントにも続きがあり、

別途資料における事実を憂慮し、Dクラスへと配属する。
別に櫛田の性格が悪いからDクラスになったというわけではない。

そんなことでDクラスになったら
素行の悪い龍園や普段は淑女ではあるが腹黒の坂柳ももっと下のクラスになっている。

「人間関係の1番」になることで自分を犠牲にしていた櫛田ではあるけど、
自分の嫌いな存在である「善人」を演じないといけないというストレスはすさまじくそのストレスから髪は抜け、拒食症から何も食べられないというストレス性疾患を患うことになる。

それでも「みんなの1番」を辞めることはなく、
自分を犠牲にし続けていた。

少しでも自分のストレスを和らげるために匿名ブログやSNSに日頃の愚痴や悪口を書き込むことで何とか精神を保つことがきていた。

ただ、クラスメイトに自分が悪口や愚痴を言っていることがバレ、
クラスメイト全員にブログが拡散されてしまいクラス全員の批判の的に。

普段は相談にも乗り、性格はあれだがしっかりと協力もしていたのは事実で助けられたクラスメイトも多いはずなのに、
たった1つのことをきっかけに全てが敵になってしまったことに櫛田は失望する。

相談に乗り、助けた人間からも目の敵にされてしまった櫛田は全てをぶち壊すべく、
今まで相談役として得ていたクラスメイトの秘密をすべて暴露。

その秘密暴露が原因で学級崩壊を招いている。
おそらくその学級崩壊をさせた主犯格として扱われたことでDクラス配属が決定したのだと考えられる。

ただ、櫛田が全て悪いか?と言われると実はNOだったりする。
何せ櫛田のクラスは「既に終わっていた」

櫛田のクラスは問題児が多くいじめ、万引きといったものは当たり前に起きていた。
それだけじゃなく
セクハラ教師との不倫、妊娠、そしてパパ活など、とても中学生とは思えないようなことをしているクラスメートもいたりと救いようのないクラスだった。

櫛田が学級崩壊を招いた黒幕として扱われてはいるが、
クラスメイト、教師陣がすでに終わっている人間が多かったことから櫛田1人を責めるのもおかしい話。

遅かれ早かれ学級崩壊していたクラスにたまたま櫛田がトドメを刺しただけ。

新天地 高度育成校へ

中学時代に自身の本性を知られてしまいこのままだと「みんなの1番」になることができないと思った櫛田は中学の同級生がいないと思われる遠い学校へと進学しようと試みる。

それが高度育成校。
ここでなら自分の正体を知る者はいない・・・そう思っていたら、堀北鈴音という同じ中学の人間がいたことに驚愕する。

入学したばかりの学校という違う土地での生活と新しい人間関係の構築でストレスが溜まっていたのに追い打ちをかけるように自身の中学時代をしっている存在がいることで我慢が限界突破。

(ただし堀北は中学が同じというだけで櫛田の本性や中学時代の出来事を知らない)

普段ならSNSなどを使ってたまったストレスを発散するのだが、
学園に入学した時に渡された端末で愚痴を書いてしまうと自分だと足がつくため容易に愚痴を書き込むことができず一人きりの時に堀北への不満を口汚く罵る瞬間を忘れ物を届けるために後をつけてきた綾小路に発見される。

普段の櫛田は常に周りを気にしており、誰かに見られる可能性のある状況ではこんなヘマはしなかったのだが自分の過去を知る人間が出てきたことで周りへの注意が散漫になっていた。

自分の本性を誰にも口外しないよう、強引に自分の胸を触らせ自分のことを話せば無理やり胸を触ったとクラスメイトに言う。という強迫をする。

そして自分の正体を知った綾小路。そして自分の過去を知っている堀北をなんとかこの学園にいなくさせられないかを考えるようになる。

原作1巻からは堀北と共に二大メインヒロインのような立ち位置からスタートしたものの
1巻の冒頭らへんからすぐに
敵キャラへと変貌を遂げるという読者に衝撃を与えた。

優秀ではあるが相手が悪い

学力、身体能力は共にDクラス内でも上位
OAAの総合力に関しては学年2位の総合能力を持ち合わせており、なおかつ人間関係の構築は作中でも間違いなくトップクラスで、
夏休みに入るまでにはクラスの内外問わず1年生のほとんどの生徒の連絡先を入手している驚異の情報網を手にしている。

加えて情報収集力も非常に高く、人脈が広い分、
1年生どころか他学年の情報すら流れてきやすい立ち位置にあったりと隙が無いように思える。

ただ、そんな櫛田でも相手にするのは天才の綾小路、目標達成の為なら何でもする龍園。
櫛田の上位互換の一之瀬と言った面々に加えてホワイトルーム生という作中でもトップらクラスの実力を持つものばかりで1度として勝つことができていない。

そのせいで櫛田の実力はしょぼいのでは?
という読者も実は多かったりする。

性格悪くて、それでいて弱いとか(笑)と櫛田の評価は登場するたびに下がっていった。

まぁ、「学年一の問題児の龍園を信用する」
「努力すれば普通に勝てたかもしれない戦いを不正な手段に頼ってその不正を逆手に取られて負けたり」などアホみたいな理由で負けてたりするから弱いと言われても仕方がない。

これが「成績だけが良い」だけの存在という立ち位置で書かれているからこそ、
成績だけでは測れない実力が存在するという対比にもなっているんでしょうね、

その役として買われたのが櫛田という不遇キャラ。

ただ恐ろしいことに櫛田はどれだけ負けても決して折れることのない精神力を持ち合わせており、
ホワイトルーム時代において数々の人間の心をへし折ってきて綾小路を目の前に何度も敗れている櫛田ではあるがそれでも堀北綾小路を退学に追いやるという野心は消えておらずずっと虎視眈々と綾小路の首を狙っている折れることのない精神力は作中最高レベルと言っても良い。

おそらくその精神力の強さも「自分が1番でないと気が済まない」事故承認欲求から来るものだと推察できる。

そんな櫛田を堀北は「子供」、龍園は「癌」、天沢は「地雷女」、綾小路は「承認欲求の怪物」など、
散々な評価を受けてたりする。

ただし性格は悪いが他の人間に迷惑はかけていない

ここまで櫛田についてこき下ろしてきたけど恐ろしいことに櫛田は性格が悪いというだけで基本は無害の存在だったりする。
たしかに学級崩壊をしたりめちゃくちゃをする人物ではあるがそれはあくまで自分を守るためにしたことであり、自分から他人を傷つけたことはない。(多少愚痴や悪口は書き込んだりするが)

むしろ相談役として周りの人間を助けたりと本性は悪だけど
やっていることは善行そのもので助けられた人間の方が多い。

裏では確か性格が悪いが誰かに実害が出ているかと言われると誰にも実害は出ていない。
むしろたくさんの人間を救って愚痴一つ許さない人間の方が鬼畜。

櫛田の悪い部分ばかりにスポットが言って櫛田を悪く思われがちだけど、
明らかに善行のことをしている場面の方が多い。

問題の満場一致試験

2年生編の山場ともいえる試験でありかつての茶柱先生に強烈なトラウマを受け付けさせた試験。

試験の内容はシンプル。
クラス全員の意見が一致するまで投票→話し合い→投票を何度も繰り返し5問クリアしていくというもの。

ルールはこんな感じ。

・学校側が出題する課題に対し、クラスメイト全員で用意された選択肢に投票する(出題される課題は全部で5問・選択肢は最大4つ)

・いずれかの選択先が満場一致にならない限り、同じ課題が繰り返される

・課題の途中で時間切れになった場合、その課題の進行具合は問わず一切承認されない

・満場一致でクリアとなった課題は特別試験の成否にかかわらず実際に承認される

・出題される全課題をクリアするとクラスポイントが50得られる

・5時間以内に全課題をクリアできなかった場合はクラスポイントを300失う

みんなで決めたことは必ず実行される。

全問クリアで50クラスポイント(毎月+5000プライべートポイント)がもらえるおいしい試験の反面、
失敗すれば300クラスポイントを失うという大きなデメリットも存在が存在する。

もし試験に試験に失敗した場合Aクラスでの卒業が不可能なレベルになるくらいの損失を受けることになる。

ただ、そんな特別試験でも今までやってきた特別試験の中では比較的簡単な方

今までは他クラスと競い合って勝ち負けを決めていた分、能力の差で負けてしまうということがあったのだが、今回の満場一致試験はクラスで協力する試験で誰とも争わなくていい、あくまでクラスがどれだけ一致団結出来るかがメインの試験となっている為、能力が劣っているからと言って不利になるということはない。

しかし裏を返せば、試験の性質上、クラスの総意に背く生徒が一人でも現れると難易度は過去最高レベルにまで上昇する。

誰か一人でも他のクラスメイト全員と違う意見を投票していると課題がいつまで経っても終わらない地獄と化す。
おまけに投票は無記名投票なので誰が反乱分子なのかを見分けることすら困難だったりする。

他クラスとの競争がない分簡単な試験ではあるが、
満場一致試験の難易度を決めるのはあくまで生徒たち自身。

今まで培ってきたクラスのチームワークと、それを率いるリーダー達の手腕やカリスマ性が何よりも問われる試験内容となっている。

問題の5問目

時間切れでクラスポイント300を失うという試験ながら4問目まではどのクラスも難なく突破します。
おそらく最終5問目が1番の試験の肝。

クラスメイトが1人退学になる代わりに、クラスポイント100を得る
(賛成が満場一致になった場合、退学になる生徒の特定、及び投票を行う)

1人を犠牲にクラスポイント100ポイントを得ることができれば一気にAクラスへの道が開かれる。

退学者を出さずに50クラスポイントで試験を終了するか、
退学者を出して追加の100ポイントを得て計150クラスポイントで終了するかのどちらかである。

ちなみに各クラスポイントの大体の推移がこんな感じ

満場一致試験までの各クラスのクラスポイント

坂柳クラス:約1250
堀北クラス:約700
一之瀬クラス:約600
龍園クラス:約600

Aクラスが圧倒的な状況。
堀北のクラスも高円寺の活躍で一気に2番手に躍り出るもAクラスとの距離がかなりある状況。

誰も退学にせずクラスポイント50を得たとしても、
Aクラスに追いつけるか分からない。

かといってクラスメイトよりクラスポイントを優先するなら賛成に票を入れるが、そうなった場合真っ先に賛成に入れた生徒が批判されるのは当然のことなので、普通なら全員で『反対』に入れて終わらせるべき課題でもあったりかなり厄介な問題になっている。

堀北クラスも退学者を出さない方針だったが・・・

堀北クラスも最初は誰も犠牲にすることなく試験を終わらそうとしたのだが、
そこに待ったをかけた人物がいた。

そう櫛田である。

櫛田は前々から自分の過去を知っている堀北、
自分の本性を知った綾小路を目の敵にしなんとかこの二人を退学にできないかをずっと考えて行動していた。

ただ堀北や綾小路になんなく打開されてきたのだが、
この試験を使ってクラス全体を巻き込んで堀北、綾小路を潰しにかかっていった。

まず退学者を賛成にすることができればまずは綾小路を自分に痴漢されたと言って退学にすることができる。
そう踏んで一人だけ「賛成」を入れ続けていた。

結果は時間だけが過ぎていき焦りだした堀北が退学者を出す方向にシフトを切り替える。

櫛田の思い通り物事は運んだが・・・

櫛田の思い通りに退学者を出す方向へと導きだすことに成功。
後はリーダーの堀北に責任を擦り付けるか、綾小路にするかだけだったのだが・・・・

綾小路が櫛田が今までしてきた悪行、櫛田が中学時代に起こした過去をクラス全員に全部暴露。
最初こそ演技でごまかしていたのだが、自分が入手してきたプライベートの半分を櫛田に渡し続ける契約をした証拠としてその時のやり時の音声もあると追い詰められる櫛田。

流れはどんどん櫛田を退学にするという流れに行きつつあり、
それならクラス全員道ずれだといわんばかりに今まで櫛田を慕って悩みの相談をしていたクラスメイトの秘密をすべて暴露。
クラス崩壊を起こすという行動に出る。

櫛田の本性を知ったDクラス全員が櫛田を退学させるという方向で意見は固まる。

投票時間になり、
全員が櫛田が退学になることに「賛成」をいれたのだがそこに待ったをかけた人物がいた。

堀北である。

─ああ、そうなのね。

やがて私は、1つだけ確実な答えに辿り着いた。
櫛田さんが今ここで退学になること。

それが『正解ではない』ということ。

そして今ここで櫛田さんを救える人物は、きっと私しか存在しないということ。
止まりかけていた刻が解凍し、秒針が再び動き出す。

という訳の分からない解説の後に堀北、一人だけ「反対」を入れて櫛田の退学を阻止。
櫛田はクラスを裏切り続けていたが、備え持っている実力や人脈、有用性は確かな為、堀北はあくまで彼女を残す選択を取る。

あれだけ退学にすると言っておいて、いきなり退学にしないとか言いだしてクラスは混乱。

裏切り者を退学にしない以上、他のクラスメイトが犠牲になるしかない状況に誰もが納得が出来ないでいたが、その状況を見かねた綾小路が櫛田の代わりとしてクラスで最も能力値と貢献度が低い生徒を切ることを提案。

そしてその基準になるのがOAAだとクラス全体に伝え、その上でこう発言した。

「このクラスで現在OAAが最下位の生徒は──佐倉愛里だ」

佐倉愛理 退学

櫛田を退学させずにクラスポイントを維持すると犠牲が出てしまう以上、
能力が最下位の生徒を切ることが最善の方法だと訴えクラスメイトたちも時間制限が迫り追い詰められたことで佐倉に退学を「賛成」する意見が出始める。

そして結果佐倉退学。

こうしてCクラスは佐倉愛里の退学に賛成で満場一致し、150クラスポイントを獲得して試験を終了。

櫛田はなんとか退学を免れる。

佐倉退学に読者からも賛否両論

当然こんな結末だから読者から賛否がすごく分かれました。

裏切り者の櫛田を残してまで何の罪もない佐倉を犠牲にする必要はあったのかと至極当然の主張する読者もいれば、
この学校が生徒を実力で測る以上は佐倉の退学も仕方ない結果で最終的に最善の方法で試験を終了できたと合理的に評価する読者もいたりと今でも論争が続くくらい衝撃を与えました。

ちなみにやかんは賛否の「否」な意見

正直これはないなーっていうのは思いましたね。
たしかにOAAでは佐倉は学内最低で退学になる可能性はありましたが、それでも櫛田を残すメリットがどこにもないんですよね。

確かに能力は高いですがそれはクラスに協力をすればの話で、
クラス崩壊を起こした時点でクラスにとっては癌でしかない。

おまけに櫛田を助けたとして、その櫛田が協力的になるとはまだ決まってないんですよね。

それどころか今回助かったことを期にまた堀北や綾小路を退学に追いやろうとするかもしれないですし。
今回に限ってはクラスに本性がばれたからクラス全体を巻き込んで自爆とかもやりかねないんですよね。

残すメリットが何1つない。
そして残すと判断した堀北に限っても残す理由が

「今ここで櫛田さんを救える人物は、きっと私しか存在しない」

という訳の分からない理由。

やかんやかん

なーにを自惚れてんだお前。