皆さんお疲れ様です。やかんです。
今回ようこそ実力至上主義の教室へ~2年生編から新たに登場する椿桜子について、
これまでの動きを見ながら人物像や人間関係を解説していこうと思います。
前置き
舞台は進学・就職率100%を誇る名門校/東京都高度育成高等学校。
しかし一部成績優秀者のみが高待遇を受けられる完全実力至上主義の高校だったのです。
進路が約束されるのは卒業時に最も成績の良かった1クラスのみで、成績を残せない最底辺の生徒はすぐに退学処分にさせられてしまいます。
1位のクラスになるため日常生活での振る舞いや生活態度以外に生徒たちは学校から出されるルールに基づいた特別試験をクラス対抗で争っていきます。
この時に獲得したポイント数によってクラスの順位が変わっていきます。
そのためこの学園では学力や身体能力だけではなくコミュニケーション能力、交渉力などの様々な能力が求められるのです。
そんな学園で繰り広げられる頭脳戦や学生らしい一面が見られるとても見応えのある作品になっています。
椿桜子のプロフィール
名前 | 椿桜子(つばき さくらこ) |
誕生日 | ー |
身長 | ー |
所属 | 1年Cクラス |
椿桜子のOAA
学力 | C-(44) |
身体能力 | D⁺(40) |
機転思考力 | D⁺(38) |
社会貢献性 | D⁺(40) |
総合 | C-(41) |
綾小路たちが2年に進級したことで新入生として入ってきた1年Cクラスに女子生徒。
ギャルっぽい見た目に反し明るい性格と思いきや常に気だるげな雰囲気でいつもいる。
物事に対して強い執着心もなく、
必要最低限のことさえできれば良いというめんどくさがり屋。
口数は少なめで、基本的に無表情。態度は落ち着いていて、滅多に動揺する姿を見せない。
髪型や容姿はギャルっぽく、服装も制服の下にパーカーを着たり、逆にジップ式パーカーを羽織ったりしているが、私服は大人びたワンピースだったりする。
コンビニに立ち寄ったら何かを買うのが礼儀と考えるなど、律儀な面が窺える一方で、目的のためには脅迫紛いの手段を厭わない時もある。実際、八神から情報を聞き出したり、佐藤の行動を誘導したりするために脅迫行為に及んだりする。
椿桜子の実力
OAA評価はどれもD+かC-でこれといった特徴は見られず、中の下といった所。
正直Dクラスに配属されてもおかしくない成績でもある。
しかし、1年生の戦いでは時折核心を突いた発言をするなど、
成績には現れにくい能力を持ち合わせている。
洞察力に関しては作中でも屈指の高さを誇り、
綾小路でさえも見抜けていなかった綾小路を狙う黒幕を綾小路よりも早く気が付いている。
その洞察力から基本1年Cクラスは宇都宮がリーダーの役割を担っているが、参謀のような立ち位置で宇都宮をサポートしていることが多いと予想される。
実際に綾小路の退学が絡む試験では宇都宮を使いつつ、積極的に指揮官のような行動も取る。無人島サバイバルでは綾小路を強引にリタイアさせる作戦を指揮し、協力者の移動ルートを的確に指示を出した利していた。
上級生の綾小路・軽井沢・佐藤の恋愛事情を把握していたり、綾小路の行動を探ったりと情報収集力は高い。また、尾行スキルにも長けていて、カフェで対象者を観察する際の適切な位置取りを自然に行える点を綾小路から評価されている。
1年Cクラスリーダー宇都宮との関係
Cクラスでは、明確なリーダーと呼ばれる生徒はおらずクラスの代表的なポジションに立つことを皆嫌がるため、
仕方なく宇都宮がクラスの代表的ポジションにいます。
そのため、椿は宇都宮とよく2人で行動をしていることが多いです。
また度々2人で綾小路に接触をしてくることから、綾小路は2人の内のどちらかが頭脳派で、それが椿であると考えています。
そんな椿と宇都宮の2人ですが、互いに秘密を抱えており、そのことを詮索をしないで協力をしています。
椿は、自身が学校を退学になったとしても、なんの抵抗もない事を宇都宮に打ち明けます。
しかし、椿はこのことに関して深い事情を聞かれることを拒みます。
また自分の作戦を邪魔されることを強く嫌います。
なので宇都宮は詮索せず、椿の過去や目的について何も知りません。
また、そんな宇都宮にも何か秘密を持っているようです。
それは彼の身体能力に関係しており、何故こんなにも強いのかを椿は知りません。
そして、宇都宮同様に椿も彼の秘密については詮索しようとは思っていないのです。
宇都宮を信頼している
サバイバル試験では、「私が1年生の中で信頼を置けるのは宇都宮君だけだから。」と、椿は宇都宮を一番信頼していると発言します。
椿は宇都宮が退学にならないように、彼が退学になりそうなリスクを少しでも排除しようとしていました。
また、宇都宮も椿のことを守ろうとしている様子が描かれ、サバイバル試験では椿の退学が前提である作戦は望んでおらず、作戦が失敗になるよう仕向けています。
お互いに信頼はしているが、知られたくない過去や事情があるようで一線をひいているようです。
だからこそ、互いに信じ合えるのかも知れませんね。
退学に抵抗がない理由
サバイバル試験にて、椿は退学に対してなんの抵抗もないことを打ち明けています。
しかし、椿が学校を退学になることへの抵抗がない理由についてはまだ明かされていません。
それは、椿がサバイバル試験にて行った作戦は、1年生全員で協力し単独宝泉行動している上級生グループを暴力でリタイヤさせるというものでした。
ですがこの作戦は学校にバレた場合、かなりペナルティーになる危険が伴います。そこで椿は全責任を自らが負い退学することを条件に1年生を動かすことに。
そして、「私この学校に未練とか無いのよね。だからすぐにでも辞めていいって感じ。」と発言します。
この発言から、椿はいつでも学校を退学しても良いということになります。
まとめ
かなり謎が多い人物ですね。
何に対しても関心がない椿が唯一綾小路にだけ執拗に絡んでいくことから、ホワイトルームとの関係がありそうです。
綾小路やホワイトルーム生の八神などから高い評価を受けている彼女ですので、今後何かしらの新しい動きがありそうですね。
また、彼女の過去や退学しても良い学校で何をしようとしているのかとても気になります。
いつか秘密にしている部分を打ち明かしてくれる時が楽しみですね!