ここから今は倫理です
春。高校3年生らは体育、情報などから1つの選択科目を受けることになった。
抽選が行われるほど人気の授業もあれば、受けることすら嫌がられるものもあった。
その中で、倫理の授業が行われる教室には15人が集まる。倫理を受け持つ高柳は最初の授業で、「倫理は学ばずとも困ることはない」と、冷淡な様子で説明する。その言葉にある生徒は圧倒され、ある者は嫌悪し、ある者は尊敬の目を向ける。
引用: WIKI
・精神的に苦しんでいる
・立ち向かうきっかけが欲しい
・心理について興味がある
この作品は僕をうつから救ってくれた作品になります。
今本気で苦しんでいる人にぜひ読んでほしいと思っています。
論理とは学ばなくても将来困ることがない学問。
論理が役立つときそれは「死が近づいたとき」
引用 https://comic.k-manga.jp/feature/sp1036
この作品は主に自分の人生とどう向き合っていくのかを倫理の話を用いて解決していくお話になっていきます。
倫理の話は難しそう・・・という人にもかなりわかりやすく説明してくれるのですぐ納得することができます。
話も1話か2話ごとに生徒1人ずつに焦点を当てて、各人が抱える問題を解決していくのですらすらと呼んでいけます。
特に僕の好きなシーンはここ。
女子高生が男たちに強姦され。
こんな汚れてしまった私は生きている価値がないと自殺をするところを止めようとするシーン。
引用元 https://ebookjapan.yahoo.co.jp/content/genre/theme/schoollife.html
声アリ版で聞くとさらに臨場感が増します。
https://youtu.be/8j-7b80kjg8
このシーンは感動しましたね。
この先生は分かっているなーって。
実際に僕もうつで何度も死のうか考えました。
うつ病になるとまず自分が消えて居なくなりたくなります。
自分が死ねばすべてが解決するって思いこんじゃうんです。
だけど死ぬのは怖い。でも死にたい。
このシーソーゲームがずっと続く感じです。
そしていつ「死にたい」の方に傾くかが分からない。
僕はたまたま「死ぬのが怖い」と思えるチキンなだけというだけで運が良かったとしか言いようがありません。
そして飛び降りようとしている女子高生と死のうか考えている自分と重なったんですよね。
死にたいと思う自分と今から飛び降りをしようとしている女子高生。
「生きていればいいことある」
「死ぬほどのことじゃない」確かにそうかもしれません。
じゃあ、なんで自殺なんて考える人が出るのか。
そんなものは単純で死ぬほど苦しいからなんですね。
あくまで他人事でしかない。
ただ先生は「どんな些細なことでも命に代わる程重い絶望になる」と自分の苦しさ理解した上で必死に止めようとしてくれる。
死を選ぶ選択をするのに怖い思いをして、どれだけ悩んで苦しんできたのか。
「あの柵の向こうに行くのにどれだけの覚悟が必要なことか」
先生の言葉がグサグサと心に刺さっていきました。
感動モノでした。
この先生は「死にたい」と思う人間の心をわ分かっている。
今苦しんでいる僕のことを共感したうえで寄り添って飛び降りをしようとしている女子高生を通して僕に訴えているような気がして。
すごくうれしかったです。
初めて自分のことを理解してくれる人がいた!
うつで無気力だった僕に感動という感情を取り戻させてくれた作品です。
この作品があったからこそうつ病から回復して今も元気に夜勤を続けられています。
今を苦しんでいる人に本当におすすめの作品になっています。
金色のガッシュベル
天才的頭脳を持つ中学生。高嶺清麿。
学校にも碌に通わず半ばひきこもり生活を送っていた彼の前に、ある日謎の“赤い本”を背負った少年ガッシュ・ベルが彼を鍛えなおす為に現れる。
“赤い本”の呪文で口から電撃を出すガッシュの正体は、「魔界の王の座を賭けて戦う為、人間界に送り込まれた100人の魔物の子の一人」だった。
次々と襲い来る魔物達との戦いの中、清麿の中で何かが変わり始める……引用;https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2342.html
この作品は100人の魔物の王を決めるというバトルロイヤル形式の話になります。
たった1人の王を決めるために戦っていく。
話を聞くとかなりギスギスした空気の作品と思われがちですが全然違います。
パートナーと魔物の子の間に生まれる友情。
本来は敵対関係のはずの他の魔物の子とも不通に仲良くなったり。
ほのぼのしてたりもします。
日常回でがギャグに。
バトルパートでは熱く、
魔物のことの別れではシリアスに。
全てがはっきり分かれているのでグダ付くこともありません。
そして1番心に来るのは魔物のことの別れ。
魔物の王を決める戦いの為どうしても別れというのは出てきます。
ずっと一緒だったパートナーとの突然の別れ。
これは涙なしには見られません。
特に活躍してきた魔物が消える瞬間や。
ずっと仲間だった魔物が消えるときは心にぽっかりと穴が開いたような虚無感に襲われます。
この作品の良くできているのは、
「殺し合い」ではないというところ。
本を燃やして相手を魔物の世界に返す。
というのが勝利条件。
負けても死ぬということはないけど
もう二度と会うことはできないというのがまた残酷なところ。
熱いバトルあり、涙あり。
の超おすすめ漫画になります。
特にフォルゴレ&キャンチョメがすごい好きなんですよね。
引用元:https://www.toei-anim.co.jp/tv/GB/episode/summary/128/
この2人最初すごい弱いわ、ふざけるわ。
ギャグ枠で嫌いだったんですけど話が進むにつれ好きになっていきました。
たぶん。
ガッシュを読んだ人の中にも僕みたいな人いるんじゃないかな?
弱くて臆病であることを自覚しつつ。
強者に挑んでいく。
相手の方が強いと分かっていても立ち向かっていく姿に心打たれましたね。
特に漫画の後半にはさらにもっと感動が待っているとは・・・
フォルゴレとキャンチョメを一気に好きになりました。
主人公がガッシュではありますが。
みんながみんな主人公というような作品です。
熱く泣ける漫画でおすすめ?と聞かれたら真っ先に金色のガッシュベルを押します。
ワンダンス
主人公の小谷 花木(こたに かぼく)は、一凛高校に入学後も中学時代同様にバスケ部に入部するつもりだった。
しかし、同学年の湾田 光莉わんだ ひかり)がダンスの練習をしている姿に目を奪われ、ダンスに興味を持ち始める。一方で、花木はコンプレックスである吃音症が原因で目立つことが苦手であり、また、中学時代の体育でダンスを上手に踊れなかった苦い経験から、ダンスに対して抵抗感を抱いていた。花木は湾田にダンスの魅力を質問し、ダンスでは喋らずに自己表現ができると気づくと共に、人目を気にせずダンスに没頭する湾田に惹かれて、湾田と共にダンス部に入部。
彼女と一緒に踊るために、未経験のダンスに挑む! 部活、勉強、就職、友達、恋愛。必要なことって何?無駄なことやってどうなるの?いやいや、君の青春は、自由に踊って全然いいんだ。2人が挑むフリースタイルなダンスと恋!
引用:WIKI
https://comic.k-manga.jp/title/115569/pv
ダンスがテーマの作品。
この作品のすごいところは何といっても画力や見せ方。
ダンスという動きを漫画という止まった絵でうまさを表現しないといけないというのはかなり難しい。
それに音楽についても音のない漫画の世界で音楽を表現するというのもかなり難しいと思うんです。
動きと音の表現これをうまく伝えられないと何がすごいのかが読者に伝わらなかったりするんだけど、
このワンダンスは動きの表現がとにかくすごい。
ダンスについて全くの素人の僕でもすごい感じ取ることがでる。
引用元;https://kc.kodansha.co.jp/title?code=1000034584
この迫力はやばい。
本当に動いているように錯覚させる表現力がやばすぎる。
ストーリーも気になる女の子と一緒に踊りたいという恋愛要素もあって。
見ていて飽きないです。
主人公のカボ君も内気で吃音持ちであまり他の人とコミュニケーションが取れなかったりして苦労するんだけど、
ダンスを通して会話をしていったり、内に秘めていた感情を爆発させてダンスを上達していったり。
しっかり主人公が成長していってくれるので読んでいてすごく気持ちが良いですし、
頑張っている主人公を見て自分も頑張ろうというやる気も暮れて。
1巻読んだら一気に読み進めてしまう。
それくらいの魅力が詰まった作品です。
まだメディア化もされていないマイナーな作品扱い受けていますが、
いつメディア化されてもおかしくないくらい面白いので漫画をたくさん読んでいるけどワンダンスはまだ。
という人はワンダンスは本当におすすめの作品です。
ワールドトリガー
ハイキュー
今際の国のアリス
闇金ウシジマくん
ウマ娘 シンデレラグレイ
ぐらんぶる
その着せ替え人形は恋をする