皆さんお疲れ様です。やかんです。
今回は夜勤従事者が誰もが気にする年を取ってからでも夜勤をすることはできるのか問題について話していこうと思います。
今は何とか夜勤をしていけてるけど年を取っても自分は夜勤をすることができるだろうか・・・
と不安に思ったことは１度はあると思います。
やかん 僕も夜勤をしているので他人ごとではないのですが。
そこで今回は４０代になっても夜勤を続けることができるのかにスポットを当てて話をしていこうと思います。
仕事ができなくなると収入もなくなり死活問題。
だからこそこのまま続けてもいいのか。
それとも転職をした方が良いのか。
４０代でも夜勤をやっていくことはできる
40代でも夜勤をすることができるのか？
夜勤に慣れている方でも30代後半から夜勤がきついと感じやすくなるようになってきます。
ただそれでも４０代でも夜勤をすることはできます。
やかん 実際に僕の工場でも４０代、５０代で夜勤をしている人はいます。
ただそういった人たちは夜勤の中でも身体的に楽な仕事を任されています。
立ち仕事ではなく座って仕事をする精神的、身体的な負担のない仕事を任されています。
やかん ]部署にもよりますが会社側でそういった配慮がなされてたりします。
会社側も下手に辞められると会社の看板にキズが付きますから多少は配慮されている場合もあります。
年を取ると夜勤をするのが大変だから夜勤のない部署に配属されたりもします。
そこらへんはしっかりしているんですね。
やかん 会社にもよりますが僕の働いているところだと課長、部長クラスは全員夜勤を経験してたりするので夜勤をする人の気持ちが分かるんでしょうね。
ただこう言った配慮をしてくれる会社ばかりではありません。
使えなくなったら「なら辞めれば」と冷たく突き放してくる会社もたくさんあります。
４０代でも夜勤をすることはできなくはないです。
夜勤の僕の工場でも夜勤をしている人はいるので。
ただ夜勤と一言に言ってもいろんな仕事がありますからね。
会社によっては夜勤の仕事が楽なところもあります。
・やることがなさ過ぎて筋トレをしていた友人。
・休憩時間が１時間なのに２時間取った兄
・工場の設備を利用して車の洗車をしていた先輩社員
こういった当たりを引くことができれば４０代でも夜勤をやっていくことはできると思います。
ただこんなでたらめな仕事にありつけることはまずありません。
４０代になってくると体力的、精神的にも消耗が激しくなります。
ですので４０代でこれから夜勤をしていこうと思っている人は絶対にやめた方が良いです。
すぐ辞めることになります。
やかん 中途で５０代の人が入ったことがあるのですが１か月でやめていきましたからね。
そして今が３０代後半で４０代に突入しようとしている長く会社にいる人の場合は会社に話してみるといいかもしれません。
やかん 掛け合っても意味がない。無視される。と最初は僕も思っていましたが、案外要望が通ったりしているのを見ているので考えを改めました。ワンチャンあります。
ある程度会社に勤めていると、多少なりとも上司と仲良くなります。
４年、５年と一緒に働いていると多少なりとも部下に情は芽生えてくるんでしょうね。
仲良くなるといっても普通にしゃべるときに緊張しない程度ですが、
それでもそれくらいの信頼関係は気づけているということです。
上司も人間です。
入って間もない人のことはたいして何とも思いませんが、
４年、５年と一緒に働いていると多少なりとも情は芽生えてきます。
そういった情が良い方向につながったりします。
長く働いているとそれだけ辞められた時のリスクも大きいですからね、
夜勤のない部署に配属してくれる可能性があります。
やかん 夜勤から通常勤にしてもらった人も見たので可能性は０じゃありません。
３０代後半、４０代ともなると転職するにもリスクが大きいですからね。
会社に掛け合ってみるのも１つの手だと思ってます。
言うのはタダです。
それで解決するのならやってみる価値は大ありだと思ってます。
会社を辞めるという選択肢はそのあとに出せばいいだけですし、
まずはやれることをやる。
たしかに上司に掛け合うというのは恥ずかしいかもしれません。
みんな我慢して夜勤をしているのに自分だけいいのだろうか・・・なんか言われないだろうか・・・
不安に思う気持ちすごくわかります。
ですがそんな周りのことばかり気にしてしまって自分をおろそかにしていてはいつまでたっても問題は解決しませんし、どんどん問題は悪化していきます。
やかん 夜勤はやったらやっただけ健康を犠牲にしていきます
早い段階でケリをつけないと体を壊してしまって
後で取り返しのつかないことになってしまいます。
なのでやれることは何でもやってみる。
それが何より大切です。
夜勤をし続けた未来はどうなるの？
夜勤の仕事をこれからも続けたい。
そう思っていても、今後夜勤の仕事を続けたらどうなるのか怖いと感じつつ仕事を続ける方も多いです。
夜勤を続けた場合、睡眠不足によって起こる健康への影響になります。
睡眠で健康状態がかなり変わってしまいます。
やかん 夜勤で起こるリスクはざっとこんな感じです。
[voice icon=”https://yakin-kyuuseisyu.com/wp-content/uploads/2021/10/15877922-7B96-45C2-802A-8DF93557C59C.png” name=”ねむり仙人” type=”r line”]睡眠と健康は切っても切れない関係にある。[/voice]
フランスのヴィスナール教授という人が、2万人の交替勤務の労働者を対象に調査を行い、
その結果、夜勤は寿命を10年縮めるとの報告がされています。
[voice icon=”https://yakin-kyuuseisyu.com/wp-content/uploads/2021/11/578598.png” name=”整体の先生” type=”icon_yellow”]寿命が縮むんですか？[/voice]
・睡眠障害
・イライラ
・うつ症状
・胃病
などのストレスが体を蝕んでいくため寿命を縮めると報告されてます。
[voice icon=”https://yakin-kyuuseisyu.com/wp-content/uploads/2021/10/cropped-9259B855-3455-488B-869F-07D1FD154F20-4-1.png” name=”つよし” type=”l fb”]ただこのデータはかなり昔のものなのでかなり信ぴょう性としては低いかなと思っています。[/voice]
実際に深夜業の雇用者の割合は年々増えていっていますが、
平均寿命は延びていっています。
検討の結果，我が国において雇用者に占める深夜業従事者割合 は
平成9年13.3%，
平成14年17.8%，
平成19年17.9%，
平成24年21.8%
と一貫して増加しており，最新調査年である平 成24年においては1,200万人の労働者が深夜業に従事していると推計された．
[voice icon=”https://yakin-kyuuseisyu.com/wp-content/uploads/2021/11/578598.png” name=”整体の先生” type=”icon_yellow”]なーんだ寿命は縮んでないじゃないですか。[/voice]
ただ、夜勤は健康に悪いことには変わりがりません。
直接寿命を縮めることはないかもしれませんが、健康寿命は縮めていることに変わりはないので間接的に縮めていると言われれば寿命を縮めていると言っても納得がいきます。
40代への夜勤の改善策
４０代で夜勤をしていく上での改善策は大きく分けて２つ。
会社を辞めて転職をするor睡眠の質を上げて会社に残る
このどちらかだと思っています。
40代への夜勤の改善策① 転職する
40代の転職が心配だと感じる方が多いと思います。
ですが、今、行動を起こさなければいつまでも夜勤は続きます
[voice icon=”https://yakin-kyuuseisyu.com/wp-content/uploads/2021/10/cropped-9259B855-3455-488B-869F-07D1FD154F20-4-1.png” name=”つよし” type=”l fb”]本当にやばいと思ったら辞めた方が良いです。[/voice]
４０代で体を壊して働けなくなったとなったら、
もう次はないと思った方が良いです。
誰も働けない４０代なんて雇いたくないですからね。
働けたとしても今よりも確実に悪い環境で働かされることになります。
ですので最悪のことを考えたとき、
転職をするというのは全然ありの洗濯だと思っています。
自分の身体としっかり向き合いながら転職エージェントを利用していくのがおすすめです。
転職エージェントとは
転職のカウンセリングから面接の調整までを行ってくれるサービスです。
私も転職エージェントを利用したことがありますが丁寧に対応してもらえて転職に対する悩みを解決することができました。
そのため、40代で夜勤が辛くて転職を考えている方にも真摯に対応してくれると思います。
夜勤からきつくて避けたいと感じていることを転職エージェントに伝えたら望んでいる求人を紹介してくれることも。
もちろん、求人紹介だけでなく、面接練習の対応や履歴書の添削もサポートしてくれます。
40代への夜勤の改善策① 睡眠の質を上げて会社に残る
[voice icon=”https://yakin-kyuuseisyu.com/wp-content/uploads/2021/10/cropped-9259B855-3455-488B-869F-07D1FD154F20-4-1.png” name=”つよし” type=”l fb”]僕は睡眠の質を上げる方法をおすすめしてます。[/voice]
転職するにしても時間がかかります。
４０代となると働ける場所も限られてくるので慎重に転職先を選ばなければいけません。
じゃないといと今よりも働く環境が悪いところに転職する羽目になってしまいます。
そのためにまずは冷静に物事を判断できる環境が必要になってくると思っています。
慌てて転職先を決めても良いことはありません。
無駄な時間を費やしてしまいます。
転職した先でまた転職活動しないといけなくなる。
なんてことも起こり得てしまいます。
４０台となると時間が過ぎれば過ぎるほど不利になっていきます。
ですので２度手間で転職をするよりも１発で転職を成功させた方がこの先の生活も安定していくと思うわけです。
そのためにまずはこの会社で働いて給料をもらいつつ生活を安定させて、
転職先を決める。
これが鉄板な方法だと思っています。
[voice icon=”https://yakin-kyuuseisyu.com/wp-content/uploads/2021/10/cropped-9259B855-3455-488B-869F-07D1FD154F20-4-1.png” name=”つよし” type=”l fb”]慌てて転職して成功する人はまずいないです。[/voice]
睡眠の質を高める方法① 休日こそジムや整体を利用する
常日頃から「睡眠」に気を配ることが何より大切です。
運動する。整体に通う。
特に運動は無料でできるのでかなりおすすめです。
社会人、特に夜勤をしていると外に出歩くことはまずありません。
[voice icon=”https://yakin-kyuuseisyu.com/wp-content/uploads/2021/10/cropped-9259B855-3455-488B-869F-07D1FD154F20-4-1.png” name=”つよし” type=”l fb”]人にもよりますが運動する機会は明らかに減っていきます。[/voice]
運動をしている人としていない人とではそれだけで睡眠のかなり違っていきます。
運動をしている人としてない人とで２５％睡眠の質が変わってきます。
特に夜勤の場合、昼寝るのに比べて睡眠の質が３分の１になります。
ですの少しでも睡眠の質を上げるように運動をすることが何より大切だったりします。
あとは整体とかですね、
[voice icon=”https://yakin-kyuuseisyu.com/wp-content/uploads/2021/10/cropped-9259B855-3455-488B-869F-07D1FD154F20-4-1.png” name=”つよし” type=”l fb”]睡眠において姿勢というのはめちゃくちゃ大事だったりします。[/voice]
姿勢が悪いといつまでたっても寝付けなかったり、
寝れたとしても寝たりないといった感じで頭が常にぼーっとしていました。
２年半整体に通い詰めることになりました。
整体の先生から体の構造なんかを聞いたりしていろいろと詳しくなりました。
人は寝ると脳から休ませる信号を体全体に送っていて体を休ませるんだけど
その時に体に歪みがあるとうまいこと信号を送ることができずに休ませる信号を渡すことができず疲れがたまっていきます。
うまいこと信号が送られませんから疲れが取れず、
なおかつどれだけ寝ても寝たりないという状態を引き起こします。
信号は首の骨の頸椎（けいつい）→背骨（きょうつい）→腰椎（ようつい）の流れで体全体に送られていきます。
脳からの休息の信号をうまくキャッチできないと、
腰痛や肩こりといった炎症も起こしてしまいます。
特に首の頸椎は信号の出だしの部分ということで睡眠においてものすごく重要な部位になっています。
頸椎と頸神経のイメージ図です。
首の骨といっても細かいパーツがあります。
（医学的に正確な図とは言えないので、あくまでイメージ図として考えてください）。
- 第２頸神経 → 顔面、目、頭など → 目頭・目の奥の痛み、頭痛など
- 第２＆３頸神経 → 耳の後ろ～首 → 耳・あごの痛み、しびれなど
- 第３＆４頸神経 → 喉・胸、肩 → 喉や胸の圧迫感、肩こり・肩痛など
- 第５＆６頸神経 → 肩の後ろ～腕・親指 → 肩こり・肩痛、ひじ・親指の痛み、しびれなど
- 第７＆８頸神経 → 腕・指先 → 手・指先のしびれなど
睡眠の質を高める方法② 睡眠環境を整える
夜勤をするうえで睡眠環境を整えることは必須条件になってきます。
[voice icon=”https://yakin-kyuuseisyu.com/wp-content/uploads/2021/10/6963F37F-39A2-4B15-958B-074477EDD760-1.png” name=”ねむり仙人” type=”r line”]多くの人が睡眠環境を妥協してしまっておる[/voice]
人生の３分の１を過ごす場所なのにも関わらず、かなり雑な環境にしている人があまりにも多いです。
[voice icon=”https://yakin-kyuuseisyu.com/wp-content/uploads/2021/10/cropped-9259B855-3455-488B-869F-07D1FD154F20-4-1.png” name=”つよし” type=”l fb”]僕も最初寝れればいいと思ってましたからね。[/voice]
正直安いベット、安い枕でも寝ることはできます。
ですが良い布団、いい枕で寝ると分かります。
こんなにも違うのかと。
特に夜勤をしていると睡眠の重要性について分からされます。
夜に眠れることはこんなに素晴らしいことなのか！
僕は夜勤を通して睡眠の大切さを教えられました。
その結果、
１０万するベットを買いましたし、
１万～３万する枕を何個も買いました。
整体にも通いましたし、
より良い睡眠を得るためにありとあらゆることをしてきました。
おかげで毎日ぐっすり眠れるようになりましたし、
夜勤中の負担もだいぶ軽くなりました。
特に夜勤中必須だと思ったのは、耳栓とアイマスク。
いきなり高い布団や枕を買えと言っても無理というのは分かっています。
ですが耳栓とアイマスクくらいの投資は夜勤をするなら必要だと思ってます。
耳栓なんかは５００円もあれば買えますし、
アイマスクもタオルなんかで代用できるのでお金はかかりません。
[voice icon=”https://yakin-kyuuseisyu.com/wp-content/uploads/2021/10/cropped-9259B855-3455-488B-869F-07D1FD154F20-4-1.png” name=”つよし” type=”l fb”]特に耳栓ですね。耳栓は必須です！[/voice]
耳栓があるかないかで睡眠の質がこれでもかってくらい変わってきますし、
夜勤の難易度が天と地ほどに変わります。
昼に寝ようとするといろんな音がうるさくて眠れないです。
下校中の子供たちの笑い声、叫び声、
車やバイクといった騒音。
夕方に流れるチャイム放送。
こんなうるさい中、
耳栓もなしに寝るなんてマジムリです。
僕は耳栓に救われました。
いきなり高い布団、枕は無理ならしかなないですが、
耳栓は絶対に用意した方が良いです。
これだけで本と夜勤は楽になります。
まとめ
４０代になると夜勤は厳しいものになってきます。
なので今よりも睡眠環境を整えるようにしないといけません。
転職するにしても慌てて転職しても失敗するだけです。
ですので今は睡眠環境を整えて、
生活を安定させつつ、転職先を決める。
これが１番いい方法だと思っています。
睡眠環境を整えて夜勤をやっていけそうなら続行。
ムリそうなら転職。
１番やっちゃいけないのは何も考えず会社を辞めてしまうこと。
そうなると次の生活費を稼がなくてはと焦って次の会社を選んでしまうので良い判断をすることができません。
良い判断ができるようにまずは生活を安定させる。
これが転職をするうえでの鉄板だったりします。
なのでまずは睡眠環境をできるだけ整えて、
次に備える。
備えてから次に行く。
いきなり突っ込んでいてはいけません。
まずは慌てないこと。
これが１番大事です。
