皆さんお疲れ様です。やかんです。
夜勤と寿命に関しての話をしていこうと思います。
夜勤関係の仕事をしていると必ずと寿命に関して言われます。
「夜勤 寿命」と調べただけでも変なものがたくさん出てきます。
ただ、夜勤は寿命が縮むと言ってる人好きじゃないんですよね。
そもそも自分の寿命が分からないのに何を根拠に寿命が縮むのか。
「夜勤をしていると寿命が縮む感じがする」とよく言われますがそれで本当に寿命が縮まっているかなんてわからないじゃないですか。
長距離マラソンで走って死にそうと言っている人が死ぬか→死にません。
何の根拠もない何「寿命が縮む」と言って夜勤従事者を脅すだけ脅して。
いったい何がしたいのか分かりません。。
夜勤従事者だって好きで夜勤で働いている人ばかりではありません。
生活の為、仕方なくの人が大多数です。
そうやって頑張っている人たちのやる気を削いで何の得があるのか。
自分の働いている環境が悪いと言われてやる気や誇りを持つことなんて無理に決まってます。
むしろそれよりも、
「お疲れ様です」と一言言ってくれた方がやる気も出ますし、自分の仕事にも誇りを持つことだってできます。
なので僕はこういう人達に対して怒ってます!
なので今回は本当に夜勤で寿命が縮むのかはっきりさせていこうと思います。
夜勤で寿命が縮むは根拠がないデタラメ
夜勤が寿命と体に与える影響とは?
そもそもなんで夜勤=寿命が縮むとい解釈が広まってしまったのか?
1番考えられるのは健康に悪影響だからですかね。
- 昼夜逆転
- 不規則な睡眠時間
- 不規則な食事の時間
- 夜勤の出勤前に寝れない
- ストレスがたまる
健康に悪い=寿命が短くなる。という曲解が生まれている可能性が高いです。
昼夜逆転の生活なんだから、少なからず体に影響が出るのは間違いありません。
実際にデータとしても出ていますしね。
これはアメリカの看護師74,862人に対し、1988年〜2010年にわたり行われた調査である。
- 夜勤のある人は夜勤のない人よりも死亡率が11%高い
- 夜勤を6〜14年している女性は、心血管疾患による死亡率が19%高く、15年以上している人は23%高い
- トータルではがんと交代制夜勤との関連は認められなかったが、肺がんに関してのみ死亡率が25%高い
病気になるリスクは上がることは間違いないです。
ただ病気になるリスクが高まる=寿命が縮まるという解釈は少し飛躍しすぎなように思えます。
だけど夜勤は寿命を縮めるというデータがあるんじゃないですか?
そうですね。なので僕がそのデータを論破していきます。
夜勤と寿命に関する興味深い研究、統計データ
夜勤に関する統計を取ったり、研究はたくさんされています。
1番有名なのはフランスのヴィスナール教授という方の研究データ。
40年以上前の研究結果ですが、
フランス政府の委託で行った研究結果だそうです。2万人以上の交代勤務の方のデータを追跡調査した結果…
「夜勤は寿命を10年縮める」そう言った研究結果が出ました。
やっぱり寿命縮まってるじゃないですか。
しっかりとした情報がまるで出てこないじゃないですか!
40年前の情報で古いですし。
そもそもネットを調べてみても、どれもこれもコピーペーストをしたような記事ばっかりでてくるじゃないですか!
ヴィスナール教授って誰?
詳しい調査内容のデータはどこ?グラフは?
仮にもフランス政府の委託という国が動いているのになんでデータの1つも出てこないんだよ。
おかしいやろ!
古すぎるデータだから出てこない?
仮にも国が関わっているデータが出てこないわけがありません。
国が関わっている機密情報だから?。
いや・・・公表されとるやんけ!
データも何もないものを信用なんてできるわけないじゃないですか。
文章だけのデータなんてデータでも何でもありません。
ちゃんと数字を持ってきてからデータと言え
看護師さんの夜勤の方の統計データ
「夜勤の看護師さんは寿命が短い」とよく言われます。
デンマークの看護協会の看護師を対象にした研究データでは
「乳がんのリスクが通常勤務と比較して、1.5倍から2.6倍も高い」
そしてこのリスクは「勤務時間が長い程確率が高くなっていく」そうです
看護師退職した途端亡くなったというのを聞きますよ?
僕の周りでは夜勤していてもピンピンしているお年寄りはたくさんいますけど。
夜勤経験者が一体どれだけいると思っているんですか。
仮に2、3人夜勤で亡くなっていたとしても生きている人の割合の方が多いじゃないですか。
少数の人間の声の方が大きくなる現象ですね、
クレームと一緒です。
大半の人は満足しているから何も言わない。
そんな中少数の人間が騒ぐとまるで大多数の人が言っているように錯覚する奴です。
人が亡くなって騒ぐのは当然です。
逆に生きていて騒ぐ人の方がどうかしてます。
これもまるで根拠がありません。
それにデータに関しても病気になりやすくなる。であって寿命とはまるで関係ないじゃないですか。
京都府立医科大学のマウスの昼夜逆転の実験
京都府立医科大学の研究チームがマウスで昼夜逆転の実験を行いました。
体内時計の乱れにより、睡眠障害のリスクがあることは知られてましたが、長期的に影響を調べ証明されたデータが出たそうです。
シフトがキツイとリスクが大きい
実験は、明るい時間帯を7日ごとに8時間ずつ後ろにずらしていく「ゆるいシフト」と、4日ごとに8時間ずつ前倒しする「きついシフト」の2つの環境下で、1年9カ月かけてマウスを育てるというものです。
実験の結果、「ゆるいシフト」だと体内時計の乱れは軽微でしたが、「きついシフト」ではマウスが変化に適応できず、行動リズムが乱れたそうです。
死亡率に関しても「きついシフト」の方が4.26倍高いと推定されています。
また、死んだマウスの67%で白血球の増加など、炎症反応が確認されたとのこと。
この話、シフト勤務の仕事の方に関連してくるのではないでしょうか。
シフト勤務といえば看護師、介護士、消防士、警備員、24時間営業店のスタッフなどが代表的ですが、最近は特に医療や福祉の需要が高いこともあり、この形態で働く方も増えているように思われます
でも僕たちって人間じゃないですか。
マウス実験でこういう結果だったらか人間も同じ結果になる。
というわけではないじゃないですか。
マウス実験を通ったから治験で人間に試しますか?
試さないですよね。
マウス実験が全くの無駄と言いたいわけじゃありませんが、
人間のデータではなくネズミのデータを持ってこられても「あぁそうですか・・・」としか言えません。
ネズミは玉ねぎを食べたら中毒で死にますが、
人間は大丈夫です。
ネズミが中毒で死んだから人間も死ぬから玉ねぎは食べない方が良い。と言っているのと一緒です。
もっと他の動物とかの研究結果も欲しいです。
夜勤と寿命の関係、まとめ
確かに夜勤は体に悪いことは間違いありません。
ですがだからと言って寿命が縮むか?と言われるとそれとこれとは話が別のように思います。
実際夜勤従事者の数は年々増えていっていますが日本の平均寿命は延びていっています。
検討の結果,我が国において雇用者に占める深夜業従事者割合 は
平成9年13.3%,
平成14年17.8%,
平成19年17.9%,
平成24年21.8%
と一貫して増加しており,最新調査年である平 成24年においては1,200万人の労働者が深夜業に従事していると推計された.
平成24年度の統計では21.8%の人が夜勤従事者となっており今現在も徐々に増えていっている状況です。
それにも関わらず
日本は平均寿命が延びていってるんですよ。
日本平均寿命推移
画像引用元 https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00788/
そしてこれが世界の平均寿命ランキングになります。
平均寿命ランキング 男女編
画像引用元 https://syukatsulabo.jp/article/1216
平均寿命ランキング 男性編
画像引用元 https://syukatsulabo.jp/article/1216
平均寿命ランキング 女性編
画像引用元 https://syukatsulabo.jp/article/1216
寿命伸びてるし、
世界と比べても日本の平均寿命はトップ。
夜勤をすると寿命が短くなるという信憑性がまるでありません。
それに人の死因は、「他殺(事故を含む)や自殺による死亡」と「病死」と「老衰」しかありません。
そして「老衰」」出来る人の割合は5%~15%と言われていてます。
ほとんどの死因がガンや心筋梗塞といった病気なんですよね
僕は夜勤によって寿命が縮むのではなく、
夜勤によるストレスによって寿命を縮めているんじゃないかと僕は思うんです。
ストレスが原因の病気になるものはたくさんあります。
ストレスによる暴食→肥満からの心臓病、心筋梗塞、糖尿病。
ストレスからくる食生活の乱れ→栄養が偏る→ガン
上げたら切りがありません。
ストレス原因の病気が山ほどある以上一概に夜勤が原因で寿命が短くなるというのは難しいと思ってます。
自分の寿命があとどれくらいか見えれば夜勤のせい。ストレスのせいと言えますけどできないですからね。
過剰なストレスのある夜勤なら今すぐに辞める(逃げる)べきだし、
そこまで苦では無いなら自分の生活を守るために続けてもいいと思ってます。
ただ、寿命どうこうとか言って夜勤従事者の不安を煽るのだけは本当に辞めてほしいです。
邪魔でしかありません。
ほんと辞めてほしい。