みなさんお疲れ様です。やかんです。
今回は夜勤は底辺の仕事なのかについてみていこうと思います。
夜勤ってあんまりいいイメージがないと思うんですよ。
夜中に働かないといけない。体を壊しそう。
だからやりたい人なんてまずいません。
なので夜勤をする人は職を選ぶことのできない底辺がなる仕事なんてよく言われます。
2chでもよくスレが立っています。
ただ夜勤をする人が底辺なのか?と言われるとNOだと僕は思っています。
夜勤勤務者をバカにするのも体外にしろよ!
病院の医者。警察官。自衛隊。がいるからこそ。
市民は安心して生活をすることができます。
この人たちが底辺の人なのか?と言われると全く底辺じゃないじゃないですか。
工場で働いている人もそうです。
日本でいろんなものがいつでも手に入るのは24時間ものを作り続けているからです。
夜勤があるからこそ、いろんな物が手に入ったり、サービスが受けられたり。
何不自由ない生活が送られている。
みんなの生活を支えている人たちを「底辺」とバカにする人こそが「底辺」です。
夜勤は「底辺」の仕事ではない。
そもそもなんで夜勤は底辺と言われるようになったのか?
じゃあ、なんで底辺と言われているのかその理由は主に3つあると思っています。
①体力的、精神的に辛く辞める人が多い
②誰にでもできる仕事だから
③誰もやりたがらない
①体力的、精神的に辛く辞める人が多い
大前提として夜勤は体力的、精神的な消耗が激しいです。
日勤の倍疲れます。
つらい仕事を長く続ける意味がないですからね。
夜勤を辞める人は多いです。
特に夜勤は合う合わないがはっきり分かれます。
合わない人が夜勤をし続けると必ず体を壊します。
そもそも人は夜行性ではないので、夜に眠れないという事実は心身的にも肉体的にもかなり負担になるものなのです。
夜勤に慣れるというのは人間の構造上無理なのです。
そんな無理を強いてしまうので身体的、精神的な負担も大きくなってしまいます。
生活も昼夜逆転。睡眠リズムが乱れて眠れないという症状に悩まされる人がたくさんいます。
夜勤での仕事以外にも、
眠れないというストレスからうつ病になって辞めていく人もいるほどです。
普段何気なく「睡眠」をとっていますが、
その睡眠が奪われると人間はすぐダメになってしまいます。
人間の3大欲求の大1つですからね睡眠欲は。
人間の欲求に逆らい続けるのは想像を絶するストレスになっていきます。
そういえば夜勤を始めてから、よく体調を崩すようになりましたね
夜勤が原因で体調を崩す人が後を絶たないですし、
精神的に不安定になり更に悩む人もいます。
睡眠は『精神を安定させる』という役割も担っているので、
睡眠リズムが乱れると精神的に辛くなりやすいのです。
最悪、睡眠剤や精神安定剤を服用しなければならないというリスクもあります。
そう考えると『夜勤を辞めたい』と思う人がたくさんいるのもおかしな話ではありません。
辞める人が多い→誰もやりたがらない→やる奴は仕事もろくに選ぶことのできない底辺。
という変換がされて行った夜勤は底辺の仕事と呼ばれるようになった可能性が高いです。
②誰にでもできる仕事だから
そして夜勤が底辺と言われる理由は『誰にでもできる仕事だから』というもの。
もちろん国家資格を必要とする職種にも夜勤があるので、
全てが『誰にでもできる』仕事だというわけではありません。
しかしこういった風に、『夜勤で働いている方=底辺』と見ている人が一定数いるというのも事実なのです。
夜勤のある仕事
では、実際にどのくらいの職種に夜勤が取り入れられているのかを見ていきましょう。
現代では、本当にたくさんの職種に夜勤が取り入れられている時代です。
それにより『今まで夜勤があったなんて知らなかった!』と思える職種があるかもしれません。
①看護師
皆さんに馴染み深いものだと、看護師が分かりやすい例でしょうか。
御存知の通り看護師は国家資格なので、誰でもなりたくてもなれるわけではありません。
そんな看護師は夜勤では、医師の治療の補助をしたり入院患者さんのケアをしたりと様々な仕事をこなしています。
現在では男性の看護師さんもたくさん活躍しているぐらいに重要な仕事ですよね。
そして医者なんかも緊急搬送された人の対応の為に病院に在住にしています。
医者の人も当然夜勤があります。
医者は夜勤があるから底辺。なんてことはまずならなりません。
それどころかあこがれを持たれる職業です。
看護師や医者が夜も仕事をしてくれているおかげで僕たちは安心して生活ができています。
夜に容体が悪くなって救急車できてくれるのも。
夜勤の人たちが頑張っているからです。
こういった人の為に働いている人を「底辺」と一括りにして言うのはどうかと思います。
②工場勤務
続いて馴染み深いのは、工場勤務でしょうか。
工場勤務の方は生活に必要な生産ラインを担ってくれています。
工場で生産されているものは食品や自動車の部品、家電や製鉄などと幅広いものです。
もしこのどれかが欠けても、生活はままならなくなります。
世の中にモノがあふれているのは24時間機械を動かして作っているからです。
工場勤務は誰にでもできる仕事とバカにされますが。
誰にでもできるけど誰かがやらないといけない仕事でもあります。
食べ物だって夜加工してくれるからみんなおいしいご飯を食べることができます。
みんなの持っているスマホやパソコンも夜勤のおかげで全員が持てるようになっています。
工場勤務はかなりバカにされがちな仕事ではありますが、
生活を基盤を支えている重要な仕事です。
夜勤もやったことがないような奴が「底辺」とかバカにするんじゃねぇ。
③サービス系
そして最近になって多くなってきたのが、コンビニやマンガ喫茶などのサービス系の職種でしょうか。
コンビニもマンガ喫茶も24時間営業を掲げていますよね。
どちらもとてもありがたいものです。
コンビニは、スーパーマーケットが開いていない時でも買い物ができますし・・・
マンガ喫茶はホテルよりも安く泊まれたりもします。
家にいながら買い物ができるのも運送サービスがあるからです。
夜中にトラックで走らせて物を届けてきてくれるからできること。
僕たちが何不自由ない便利な生活ができているのはこういったサービスを届けてくれる人がいるからです。
ふとした時に利用できるのはその時間に人が働いてくれるからです。
④警察官や消防士、自衛隊
続いて警察官や消防士などの私たちの身の周りを守ってくれる重要な職種です。
僕たちが安全に暮らすことができているのはこの人たちのおかげです。
何か事件があって連絡した時に「今、夜何で朝にまで待ってもらえませんか?」
なんてなったら世の中混乱しますよ。
国を守る人たちが夜も守ってくれるから治安が守られています。
この人たちが底辺の人なのか?と言われるとこれも違います。
⑤エンジニア
最後にエンジニアを挙げます。
ネット技術が発達したから現代だからこそ、エンジニアといったインフラ系の職種でも夜勤が取り入れられるようになりました。
今ではネットを利用しないという人は、ほとんどいないことでしょう。
ネットやアプリの発達により、家にいながら買い物ができますし、分からないことも簡単に調べることができるようになりました。
エンジニアさんがインターネット回線などを整備してくれるから、安心してネットが使えます
まとめ
このように見てみると、どれも現代の私たちの生活になくてはならないものです。
そういった人たちを底辺と一括りにするのは夜勤従事者に対して失礼です。
確かに日勤で働いている方が多いため、
夜勤で働いている方を底辺だと考えている人がいる事実は否めません。
しかしどの仕事をしていたとしても、誰かの役に立っているのは間違いないのです。
夜勤がクソと思うのは個人の勝手です。
僕も夜勤はクソだと思っているので。
ですがだからと言って「夜勤が底辺のする仕事」と他の夜勤従事者たちを巻き込んでバカにするのはどうかと思うわけです。
頑張っている人に失礼です。
夜勤が底辺と言いますが。
社会の役に立っている以上、底辺なわけないんです。
これは夜勤で働いている方の考え方や気の持ち方で変わることだと思います。
例えどんな仕事をしていたとしても、自信を持って仕事をしてほしいです。